太陽光パネルリサイクル チヨダ製プラントを導入 タケエイ  

廃棄物リサイクルのTREホールディングス(本社、東京都千代田区大手町、社長=阿部光男氏)は3日、子会社で産業廃棄物処理のタケエイ(東京都)が、福島県相馬市で太陽光パネルリサイクル事業を開始すると発表した。リサイクルプラントには、チヨダマシナリー(本社、埼玉県杉戸町、社長=山下則夫氏)製のリサイクルプラント「PVリサイクルハンマー」を導入する。PVリサイクルハンマーは、アルミ枠分離装置とガラス分離装置で構成。回収した廃棄太陽光パネルをアルミ枠分離装置に投入し、自動でパネルからアルミ枠を取り外す。アルミ枠を曲げることなく取り外しが可能なため、大量のアルミ枠をまとめて運搬することができる。アルミ枠を取り外したパネルはガラス分離へ送られ基盤とガラスに分離する。ガラス分離には、加熱したパネルをハンマーで打撃してガラスを破砕する回転リサイクルハンマー打撃工法を採用。従来工法よりもガラスの剥離精度が高く、一度の処理でほぼ完全にガラスを剥離回収することができる。

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