AAMコンクリートでPCa製品を製造 JFEスチールなど 

 JFEスチール(本社、東京都千代田区内幸町、社長=北野嘉久氏)は9月21日、東北大学(宮城県)、日本大学(東京都)、西松建設(同)、共和コンクリート工業(北海道)と共同で、独自開発のアルカリ活性材料コンクリート(AAM)を用いた、意匠性のあるプレキャストコンクリート製品の試験製造に成功したと発表した。ジオポリマーなどのアルカリ活性材料コンクリートは、セメントを使用しないため通常のコンクリートに比べて製造時に排出するCO2を大幅に削減できるが、特に水ガラス系の場合には、混合時の粘性が高いため施工時の流動性を確保することが難しい。このため同社グループでは、高炉スラグ微粉末や高炉スラグ細骨材、特殊な混和剤などを適用して、安定的な流動性と耐凍害性を大幅に向上させた独自のアルカリ活性材料コンクリートを昨年7月に開発(定義が異なるためジオポリマーとは表現しない)。通常のコンクリートに比べ製造時のCO2排出量を約75%削減できることを確認し、意匠性を有する複雑な形状のプレキャストコンクリート製品への適用など、実用化に向けた研究を進めていた。

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