スリットウォール事業譲受、法面保護のメニュー多彩 日本興業 

日本興業(本社、香川県さぬき市、社長=多田綾夫氏)は2日、建設資材販売の関三吉商店(本社、和歌山県新宮市、社長=関康之氏)の100%子会社、スリットエンジ(本社、和歌山県新宮市、社長=同)が保有する補強土擁壁工法「スリットウォール工法」事業の譲渡を受けた。 スリットウォール工法は、鋼製壁面材とチェーン補強材を用いて壁面を補強する補強土擁壁工法。耐久性・安全性および減災性を追求した補強土擁壁工法で、既存の補強土工法にはない排水機能を有しているのが大きな特長。日本興業は法面保護ではプレキャストコンクリート製の擁壁製品を多数ラインナップしているが、新たに鋼材を使った補強土擁壁工法「スリットウォール工法」を事業に取り入れたことで法面保護工法の選択肢が広がった。同社は今後、更なる事業領域の拡大を目指す。

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