T-eConでSSBブロック CO2排出量57%削減 三和コンクリート工業
三和コンクリート工業(本社、熊本県天草市港町、社長=錦戸保介氏)は、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、低炭素コンクリートを活用したコンクリート製品製造技術を確立した。大成建設(東京都)が開発した環境配慮型コンクリート「T-eConcrete」を活用したコンクリート製品の製造技術で、既に量産体制を整え主力の中型ブロック「SSBブロック」に適用し生産を開始した。同社の従来製品と比べてCO2排出量を最大57%削減することができる。脱炭素化の動きが建設業界で加速する中、同社はT-eConcreteに着目。昨年3月、大成建設のT-eConcrete研究会に入会し、大成建設の指導を受けながら同技術によるコンクリート製品の実用化に向けた技術開発を進めてきた。
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