採算改善せず、PCa製品事業から撤退 スパンクリートコーポレーション 

スパンクリートコーポレーション(本社、東京都文京区本郷、社長=村山典子氏)は12月19日、東急建設(東京都)との共同出資で設立した合弁会社、岩瀬プレキャスト(本社、茨城県桜川市岩瀬、社長=井上孝広氏)について、解散に向けた協議を開したと発表した。同社は今年度中に岩瀬プレキャストを解散し、同事業から撤退する。スパンクリートコーポレーションにとっては、スパンクリート(穴あきPC板)事業に続く新規事業で、コンクリート製品の総合メーカーに向けた事業基盤拡大が期待されたが、競合他社との価格競争や資材価格の高騰により、同事業は営業損失の計上が続いていた。

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