発熱コンクリートパネル 大通公園で実証開始 會澤高圧コンクリート 

會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市、社長=會澤祥弘氏)は米、マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同研究開発したカーボンブラック入り導電性コンクリートを用いた発熱パネルの公開実証試験を、12月18日から札幌市大通公園の中心部、西3丁目エリア内で開始した。會澤高圧とMITが共同で設立した「℮c3コンソーシアム」と札幌市が共催で実施するもので、発熱パネルは均一に発熱するため、ムラなく安定した温度を保ち、効率的な凍結防止と融雪が可能。従来のロードヒーティングと比較して、少ないエネルギーで融雪が可能となるためCO2の排出削減にも寄与する。さっぽろホワイトイルミネーション期間中の12月18日から25日と、2025さっぽろ雪まつり期間中の2月4日から11日までの2回に分けて発熱パネルの融雪性能を検証し、効率的な融雪システムの実用化を目指す。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。