ゴールコンを大口納入、宅造工事に4300個 東栄コンクリート工業 

 

東栄コンクリート工業(本社、山形市富神台、社長=新田裕之氏)が、宮城県内の宅地造成工事にゴールコン擁壁を大口納入した。労災リハビリセンター跡地(宮城県利府神谷沢)に宅地を造成する工事で、擁壁前面に足場を組むことが難しいことから、足場の構築が不要で現場打ち工法に比べて、約3分の2の工期で擁壁が築造できるゴールコン擁壁が採用となった。ゴールコン部材4300個を納入し、H=5.0~7.5m(見付高)のゴールコン擁壁を470m(2700㎡)にわたり施工した。ゴールコンを使用することにより、縦壁の構築に鉄筋工と型枠工が不要となり、同時に複班での施工が可能になった。また、直壁の圧迫感を和らげるためゴールコンの表面には「大谷石模様」を施して、景観にも配慮した。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。