上場コンクリート製品メーカー１１社の２０２５年３月期連結決算が出揃った(旭コンクリート工業、イトーヨーギョーは単体、スパンクリートコーポレーションは上場廃止)。増収営業増益となったのは、旭コンクリート工業、イトーヨーギョー、ベルテクスコーポレーション、日本興業、日本ヒューム、三谷セキサン、ヤマウＨＤ、ヤマックスの８社で前期から１社増加。全体の７割強の企業が、増収営業増益を果たした。採算性重視の選別受注や原価低減活動、販売価格の見直しなどが奏功した。ヤマックスは３期連続の増収営業増益で、純利益は過去最高を更新した。パイルメーカー４社は減収減益と増収増益が２社ずつで明暗を分けた。

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