フィリピンと繋ぎWS開催、新しいCB造指針を提案 建築学会、道建築技術協会

日本建築学会は2月22日、国際ワークショップ「フィリピンにおける安全な補強コンクリートブロック造技術ガイドラインの提案」をフィリピンとオンライン接続をして建築会館(東京都港区)で開催した。日本建築学会(地震防災海外協力小委員会)は、北海道建築技術協会(HOBEA)やフィリピンの構造基準策定主体であるフィリピン構造技術者協会(ASEP)と共同で、脆弱で災害被害に弱いフィリピンのブロック造について安全性の向上を図る取組みを進めてきた。その成果として、日本の補強コンクリートブロック造をベースとした技術基準案「フィリピンにおける補強コンクリートブロック(RCHB)造ガイドライン」をまとめたことから、広報活動の一環として国際ワークショップを開催し、フィリピンの建築関係者にガイドラインの概要について解説した。指針は23年7月4日から1年間のモニタリングを経てフィリピン国内で施行される。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。