設計段階からPCa義務化を 関東地整などと意見交換 日建連
日本建設業連合会(日建連、会長=宮本洋一氏)と国土交通省関東地方整備局および管内都道府県公共発注機関による2023年度「公共工事の諸課題に関する意見交換会」が15日、ロイヤルパインズホテル浦和(埼玉県さいたま市)で開催された。 全国9地区で開催される意見交換会の初弾で、テーマは▽働き方改革と担い手確保▽品確法の的確な運用▽生産性向上▽公共工事の適正かつ効率的な実施―の4項目。生産性向上では▽新技術の活用とDXの現場実装▽プレキャスト工法の活用拡大―の2項目について議論し、プレキャスト工法の活用拡大では、NEXCOがトンネル半径を一定値に決めて施工の効率化を図っている事例を紹介した上で、部材を規格化・標準化して型枠を定型化しコスト縮減を図ると共に、設計段階からプレキャスト工法の採用検討を義務化するよう求めた。
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