セメント不要のグラウト 製造時CO2排出を8割削減 大成建設
大成建設(本社、東京都新宿区西新宿、社長=相川善郎氏)は、ブイ・エス・エル・ジャパン(東京都)と共同で環境配慮型のグラウト材「T-eCon/アンカーグラウト」を開発した。ブイ・エス・エル・ジャパンがスイスから導入した「VSLグラウンドアンカー工法」に使用するグラウト材の環境負荷低減を図るため開発したもので、大成建設の環境配慮コンクリート「T‐℮コンクリート/セメント・ゼロ型」の技術を応用して開発した。製造時のCO2排出量を約80%削減する通常型の材料に加え、約75%削減できる早強型も揃えた。
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