新ジオポリマー技術のGEPC研究会、20社で4月発足 クリコン  

 クリコン(本社、滋賀県愛荘町、社長=池ノ内基士氏)は4日、低炭素コンクリートのひとつ、ジオポリマーの製造過程で用いる粉末状のアルカリ刺激材「ジオエレメント」の有効活用を図るため、「GEPC(ジオエレメント・プレキャストコンクリート)研究会」を今年4月に発足すると発表した。カーボンニュートラルからカーボンネガティブを可能とする新たなコンクリート製品の開発を目指す。  ジオエレメントコンクリートは、新しいタイプのジオポリマー材料。セメントコンクリートと同様の工程と設備で製造が可能で、製造コストは1.2~1.3倍程度と割高になるが、1トンあたりのCO2排出量を約80%削減できる。

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