正常化の目途立たず、ミャンマー事業から撤退 アジアパイルHD
アジアパイルホールディングス(本社、東京都中央区、社長=黒瀬修介氏)は5月14日、ミャンマーの事業子会社VJP(ティラワ経済特区)の全保有株式60%を、現地合弁パートナーのミャンマー・Vパイルに譲渡すると発表した。譲渡価額は非公表。VIPは2021年2月に起きた、ミャンマー国軍によるクーデターに伴う混乱で、事業活動の実質停止状態が長期化しており、今後も正常化の目途が立たないと判断した。アジアパイルHDは事実上、ミャンマー事業から撤退する。VJPの25年3月期決算は、売上高1126万円、当期純損失4436万円だった。
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