豪雨などの影響を軽減、ハイドロペイブを開発 大林組 

大林組(本社、東京都港区港南、社長=佐藤俊美氏)と大林道路(本社、東京都千代田区神田猿楽町、社長=安孫子敬美氏)は、豪雨災害や猛暑による影響を軽減する多機能舗装「ハイドロペイブ」を開発し、神戸市と共同で実証試験を行った。ハイドロペイブは、車道部の透水性舗装と歩道部の湿潤舗装を組み合わせた舗装。車道部の透水性舗装は、ポーラスアスファルト混合物(またはポーラスコンクリート)と砕石で構成。一方、歩道部の湿潤舗装は保水性ブロックと細目砂と砕石で構成し、2つの舗装は地中で導水パイプにより結合する仕組み。こうした構造により舗装単体で雨水処理と温度制御の両機能を実現する。

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