能登地震受け、道路土工構造物基準を初改定 国土交通省
国土交通省は6月26日、「道路土工構造物技術基準」の改定を公表した。道路土工構造物技術基準は、道路土工構造物の新設または改築に関する一般的技術基準。2015年に基準が制定されて以来、初めての見直しで26年4月1日以降に新たに着手する設計に適用される。今回の改定は24年1月に発生した能登半島地震で、多数の盛土崩壊や斜面崩壊が発生し、広域にわたって交通機能が途絶した実態を受けたもの。設計初期段階からのリスク配慮や排水対策の徹底、性能規定の具体化など、実務への影響が大きい内容が盛り込まれている。
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