PCa新工場が稼動 ヤマックスなど5社で共同運営 長谷工
長谷工コーポレーション(本社、東京都港区、社長=熊野聡氏)は、内床プレキャスト(PCa)製造を目的とした自社工場が竣工したと発表した。茨城県かすみがうら市に建設を進めていたもので、構造はS造平屋建で、敷地面積4万6429㎡、建築面積8810㎡。設計はNECファシリティーズ、施工は長谷工コーポレーションが担当した。10月から本格稼働し、板状マンションの内床部材を年間4000戸超製造する計画。関東全域の同社マンション建設現場に内床部材を供給し、将来的には年間5000戸超への増産を視野に入れる。
新工場は、長谷工のほか伊藤忠丸紅住商テクノスチール(東京都)、ヤマックス(熊本県)、大協建設(千葉県)の4社が出資する長谷工インダストリーズ(茨城県)を通じて共同運営。長谷工が工場の賃貸と製造管理、伊藤忠丸紅住商テクノスチールがPCa実施設計、大協建設が運営・管理スタッフ派遣を担当。ヤマックスは技術協力、工場運営支援、運営・管理スタッフ派遣を担う。
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