日本初2階建3DP住宅、建築確認物件 宮城県に完成
3DCP建設技術の開発を手がける築(本社、宮城県栗原市、社長=五十嵐理香氏)と、3DCP施工を積極展開する地場ゼネコンのオノコム(本店、愛知県豊橋市、社長=渡邊直樹氏)は、日本初の二階建て3Dプリンター住宅「ステルス・ハウス(Stealth House)」を宮城県栗原市に完成させた。 建設・材料・機械・デジタル分野など国内外20社以上が参加した共同プロジェクトで、3DCPにより基礎から二階建て構造体まで、現場で一体プリントした国内初の事例となる。構造体の成形には、タイの大手建材メーカーSCG(Siam Cement Group)が開発した3Dプリント専用モルタルを採用。日本の建築基準や気候条件に合わせた調整を施し、大型3Dプリンターとの組み合わせによって精度と安全性を確保した。
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