安芸バイパスで3DP実証実験 ポリウスなど

建設用3Dプリンタ開発のスタートアップ、ポリウス(本社、東京都港区浜松町、代表=岩本卓也氏)は12月21日、地場ゼネコンの加藤組(広島県三次市)と、安芸バイパス建設現場(広島県広島市安芸区上瀬野町)で、建設用3Dプリンタを使って排水用土木構造物をプリントし、建設現場の生産性向上を図る施工DXの実証実験を行った。内閣府の官民研究開発投資拡大プログラムPRIZMを活用した国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」の一環で、加藤組を代表者とするコンソーシアムの技術が公募技術に採択されたことを受けたもの。実証実験には国土交通省中国地方整備局広島国道事務所と広島大学も参画。PRIZMでは初めての産官学連携の取り組みで、当日は関係者の他、広島大学工学部と大学院の学生も見学した。

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