CO2スイコム埋設型枠 高速道橋脚工事に初導入 鹿島建設

鹿島建設(本社、東京都港区元赤坂、社長=天野裕正氏)は9日、製造過程で排出されるCO2排出量が実質ゼロ以下となるカーボンネガティブコンクリート「CO2スイコム」を用いた埋設型枠を、高速道路の橋脚工事に初めて導入したと発表した。コンクリート工などにより通常排出されるCO2を100%削減し、さらに10%のCO2を吸収。橋脚1基あたり59㎏のCO2を固定化した。橋脚を埋設型枠とすることで、CO2削減と同時に脱枠作業を省略。橋脚工事の工程合理化も実現した。

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