フィリピンにセメントターミナル新設 太平洋セメント

太平洋セメント(本社、東京都文京区小石川、社長=不死原正文氏)は8日、子会社のタイヘイヨウセメントフィリピンズ(TCPI、フィリピン)がルソン島南部のバタンガス州カラカ地区にセメントターミナルを新設すると発表した。容量2万5000トンと1万5000トンのサイロ各1基を整備。完成するとフィリピン国内で最大のセメント消費地であるルソン島向けに、年間70万トンのセメント供給が可能となる。TCPIは、近年需要が高まっている混合セメントを積極的に輸送販売する計画。総投資額は100億円程度を見込んでいる。

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