ガスエンジン発電を藤原工場に導入 太平洋セメント 

 太平洋セメント(本社、東京都文京区小石川、社長=不死原正文氏)は3月21日、同社藤原工場(三重県いなべ市)にガスエンジン発電設備を導入すると発表した。 CO2排出量削減対策の一環。投資額は約60億円で、発電能力は従来と同程度の2万2500キロワット。2024年度から工事に着手し、26年末からの運用開始を予定している。 ガスエンジン発電設備が稼働すると、同社の国内全体のCO2排出量の1%に相当する、年間約13万トンのCO2排出量が削減できるという。

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