グリーン水素製造、PCa工場に1号機 やまなしモデルP2Gシステム  

山梨県、東レ(東京都)、東京電力エナジーパートナー(東京電力EP、東京都)、大成建設(東京都)の4者は、太陽光発電などの再エネ電力から水素を製造して貯蔵・利用する「やまなしモデルP2G(パワー・ツー・ガス)システム」の1号機を大成建設の子会社で、建設用コンクリート部材製造の大成ユーレック川越工場(埼玉県)に設置した。工場内に設置した太陽光発電設備の電力を使って同システムを運転。水の電気分解により製造した水素(グリーン水素)を水素ボイラーで燃焼させ、得られた熱を建設用コンクリート部材、プレキャストコンクリート板製造の養生工程に利用する。同工場で従来使用していた化石燃料(都市ガス)による蒸気ボイラーの稼働時間を削減し、脱炭素化を目指す。

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