クリーンクリート、セグメントに初適用 大林組  

大林組(本社、東京都港区港南、社長=蓮輪賢治氏)は8日、中国電力ネットワーク(広島県)が発注した岡山市内のシールド工事の一部区間に、低炭素型セグメント「クリーンクリートセグメント」が採用されたと発表した。 クリーンクリートは、セメントを産業副産物の高炉スラグ微粉末で大量置換し、CO2排出量を最大80%削減できるコンクリート。セグメントはIHI建材工業静岡工場(静岡県島田市)で製造を開始しており、大林組ではセグメント1リングあたりのCO2排出量を通常の588㎏から199㎏へ、約7割削減できると試算している。

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