ESGファイナンス事業、岡村建興など2社採択 川崎市  

川崎市は8月30日、ESGファイナンスモデル事業の支援対象企業として、市内の岡村建興(社長=岡村清孝氏)と、廃棄物リサイクルの協和商会(社長=松浦美喜男氏)の2社を選定した。同事業は地域企業の経営の持続性・競争力強化を図ることを目的に、地域金融機関と連携してESGファイナンス(環境、社会、企業統治の3つの非財務情報を考慮して行う投融資)を活用して環境分野などSDGsに資するビジネスを支援する制度。

岡村建興のテーマは「低炭素コンクリートの製造及びそれを活用した製品の開発」。建設業界において社会課題化している「戻りコンクリート」を原料として、脱炭素に資する低炭素コンクリートを製造するための設備を導入し、それを活用した製品開発に取組む。低炭素コンクリート製造及び製品開発に関するビジネスモデルを確立して、脱炭素及び業界が抱える社会的課題の解決を目指す。協和商会は、「太陽光パネルリユース・リサイクル事業」を通じて太陽光パネルの循環経済モデル確立を目指す。

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