CO2リサイクルコンクリート、U字溝製品で試行へ 国土交通省  

国土交通省は9月29日、経済産業省などと連携し、グリーンイノベーション基金事業で大成建設と住友大阪セメントが開発したCO2固定化コンクリートを、直轄工事で試行すると発表した。試行工事を行うのは、岩田地崎特定建設工事共同企業体が受注した成瀬ダム原石山採取工事(第1期、秋田県雄勝郡東成瀬村椿川)。国道342号脇の盛土部の水処理のため既設側溝を撤去再設置する際、その一部にCO2固定化コンクリートで製造したU字側溝製品を敷設する。施工延長116mのうち26m(13本)が試行対象で9月30日から敷設を開始した。

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