設計労務単価を5.2%引上げ 国土交通省  

国土交通省は14日、国や自治体が公共工事の予定価格を算出する際に、技能労働者の8時間あたりの賃金に適用する「公共工事設計労務単価」を全国・全職種平均で5.2%引き上げ、2万2227円にすると発表した。3月1日以降に契約する工事に適用する。労務単価を引き上げるのは11年連続。引き上げ率が5%を超えるのは2014年の7.1%以来9年ぶりで、労務単価は過去最高を更新した。建設業は高齢化や人手不足が深刻で、処遇の改善を通じて若手人材の確保につなげる。

 

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