VFM・脱炭素など議論、九州地整と意見交換会開く 九州PCa協議会

九州のコンクリート製品業界3団体で構成する九州PCa協議会(会長=茂森拓氏)は2月2日、国土交通省九州地方整備局との意見交換会を福岡市内で開催した。意見交換会には、九州地方整備局から企画部の鈴木昭人技術調整管理官ら11名、協議会側から九州コンクリート製品協会の茂森拓会長ら10名が出席。業界側から、九州コンクリート製品協会が全国のコンクリート製品業界の製造部門の従業員動向や平準化の状況について報告すると共に、九州地区の業界動向や課題について報告。さらに低炭素型コンクリートについて、高炉スラグ微粉末置換による環境負荷低減効果、高炉スラグ微粉末を用いたコンクリートの特徴・留意点、製品コストと対象製品などについて説明、九州のコンクリート製品企業の取組みについても紹介した。 全国土木コンクリートブロック協会は土木研究所との共同研究の成果として、控長35㎝のまま大型化したブロック積擁壁の布積について設計施工の留意事項などについて説明した。道路プレキャストコンクリート製品技術協会は製品・工場審査の取組み動向と今後の取扱いなどについて説明した。意見交換では低炭素型型コンクリートやVFMがテーマとなった。

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