23年3月期第3四半期、増収営業増益5社

 上場コンクリート製品メーカー12社の2023年3月期第3四半期の連結決算が出揃った(旭コンクリート工業、イトーヨーギョーは単体)。増収営業増益となったのは旭コンクリート工業、イトーヨーギョー、アジアパイルHD、三谷セキサン、ヤマックスの5社で前年同期より4社増えた。増収となったのは旭コンクリート工業、イトーヨーギョー、アジアパイルHD、ベルテクスコーポレーション、日本コンクリート工業、日本ヒューム、三谷セキサン、ヤマックスの8社で前年同期の3社から大幅に増えた。また、営業増益(黒字転換を含む)は旭コンクリート工業、イトーヨーギョー、アジアパイルHD、三谷セキサン、ヤマックスの5社で前年同期から1社増えた。 売上高は、物流倉庫や工場など民間建設需要に支えられたパイル系各社が揃って前年同期を上回る伸びを見せた。一般土木系各社は各様の動きで、前年同期比連続増収となったのはベルテクスコーポレーション1社、連続減収はジオスター、日本興業、ヤマウHDの3社だった。利益は各社とも原材料価格高騰の影響を受けた。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。