関東地区意見交換会、工法選定マニュアル策定を 日建連  

日本建設業連合会(日建連、会長=宮本洋一氏)と国土交通省関東地方整備局および管内都道府県公共発注機関による2024年度「公共工事の諸課題に関する意見交換会」が15日、ロイヤルパインズホテル浦和(埼玉県さいたま市)で開催された。 全国9地区で開催される意見交換会の初弾で、プレキャスト工法の活用拡大では、日建連が「プレキャスト工法は工程短縮や省人化、安全化の効果が高く、建設現場の生産性向上に大きく寄与する」とした上で、「プレキャスト工法の活用拡大には、コスト以外の評価に着目したマニュアルの整備が効果的だ」として、北陸・近畿・中国の各地整で運用が始まっているプレキャスト工法選定マニュアルを紹介。地域特性に合わせたVFMの評価項目が選定できる内容だと説明し、マニュアル作成の検討を要請。プレキャスト工法を計画・設計段階から導入するよう求めた。

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