2021年度全国大会、社会資本未だ概成せず 土木学会

土木学会(会長=谷口博昭氏)は6日から10日まで、2021年度全国大会を開催した。当初は東海大学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)で開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため2年連続のオンライン開催となった。テーマは「これまでも、これからも生活経済社会の礎を築く土木~市民と連携し、インフラのビッグ・ピクチャーを描こう~」。実行委員長の若林伸幸国土交通省関東地方整備局長は「土木事業は河川・道路・港湾・鉄道・空港などあらゆるインフラの基礎であり、地域の安全・安心だけでなく雇用・経済を維持する上で必要不可欠だ。今回のテーマには、長期的な視野に立ったインフラ整備のビッグ・ピクチャーを市民の理解や協力を得ながら策定していこうというメッセージを込めた。全国大会は土木技術者の目指すべき方向を考える絶好の機会であり、新たな時代を築く1ページとなることを願っている」と挨拶した。

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