CN推進方策を公表、建設資材の脱炭素支援 日建連

日本建設業連合会(日建連、会長=宮本洋一氏)は7月24日、「カーボンニュートラル(CN)実現に向けた推進方策」を公表した。2021年4月に設定した施工段階のCO2排出削減目標期限を前倒しする内容で、達成に向けたロードマップを示した。 新たに示した推進方策では、これまで施工段階におけるCO2排出量を2030~40年度の早い時期に40%削減すると、期限に10年間の幅を持たせていたものを改め、軽油代替燃料又は革新的建機の普及を前提として施工段階のCO2排出量を30年度に40%削減することとした。ロードマップでは建設資材調達段階の取り組みについて、▽コンクリートを始めとする建設資材の低・脱炭素化への支援▽建設資材の素材調達から製造までのCO2排出量算定の標準化への連携・参画―の2項目を示した。

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