No.41 最重要レポート コンクリート製品メーカーは、発想転換の時です

他業界を見てみましょう、製造業は、ものすごく発展しています。大きく進歩して、変わっています。我が業界も、旧態を脱皮して、大きく前進しましょう。

  1. まず、1個の製品が小さすぎます。昔は、「手で並べられる」が必要条件でしたが、今は施工機器が発達しています。
  2. 建築用ブロックは、昭和28年から売られています。進化させましょう。もっともっと、大きなものにしましょう。また、一種のものではなく、多種多様化しましょう。
  3. 長さ60㎝ものは小さすぎます。例えば、歩車道境界ブロックは、2mもの、3mもの等々、いろいろのサイズと多種の曲線ものを売りましょう。見込み製品ばかりでなく、多種揃え、受注しましょう。
  4. 万能型の型枠が出現しています。これを活用して、多種の商品を発売しましょう。
  5. 圧縮強度、1000㎏/㎠まで、いろいろの強度ランクにフォローしましょう。耐摩耗性、耐衝撃性も売りましょう。
  6. 製品のJIS規格は古すぎます。新しい委員会を作って、新しい取り組みをしましょう。多種多様化、ハイレベル化、大型化、他材料商品からコンクリート製商品への置換、自由な形が出来ることの活用、キロ4円とタダに近い材料への置換です。
  7. 建築の省力化に役立ちましょう。①まず、鉄筋が顔を出しているハーフPC板に注力しましょう。型枠不要、鉄筋組みを工場で省力化。連続構造の実現の方策があります。次は、粗面を作る作業の省力化です。すばらしい薬液の出現で可能になりました。②一枚単位で内装パネルを受注、工場生産出来る時代になりました。コンクリート製品業界もこれを助ける動きをしましょう。③寸法が様々な、大型コンクリート製品の生産合理化ラインを用意しましょう。
  8. 交通事故の多い交差点対策が、用意出来ています。政府が、強く求めているものです。一交差点1.5億円で受注しましょう。各県ごとに、ワースト交差点が発表されています。どの位、交通事故が減るか、数字で出て来ます。スリップ距離が大巾に短縮され、補修20年以上不要保証で大巾コストダウン、補修時の交通制限解消、表面排水機構で水が溜まらない、アスファルトよりスピード施工等がメリットです。皆で推進しましょう。まず、製品輸入でスタート可能です。製品の空隙率3%以下の品質が、必要条件です。

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