車両用防護柵に参入、総合建材メーカーへ ダイクレ

ダイクレ(本社、広島県呉市築地町、社長=山本貴氏)は11日、12月から車両用防護柵事業に参入すると発表した。日鉄建材の道路関連事業と神鋼建材工業の事業統合に際し、公正取引委員会の審査で車両用防護柵(ガードレール・ガードパイプ・ガードケーブル)市場の競争環境を維持することが条件となり、両社から市場参入の打診を受けた経緯がある。ダイクレはこれまで、70年にわたりグレーチングなどの道路製品をはじめ、橋梁製品、法面製品、防災製品と分野ごとに事業を展開しており、今回の車両用防護柵市場への参入打診を総合建材メーカーとなる絶好の機会と判断し、両社との協議を開始。このほど合意に達した。

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