未来樹脂(本社、東京都三鷹市下連雀、社長＝境野智久氏)は、コンクリート製品の段積み時に生じる養生ムラなどの跡残り対策として、新しい緩衝材「カモフラバー」を開発し販売を開始した。コンクリート製品を養生室から出して保管する際、緩衝材を使用してストックヤードに段積みするのが一般的だが、接地面が変色する「跡残り」が生じることがあり、製造部門の品質管理で課題となっている。カモフラバーは、水や空気が抜けて跡残りが出にくい形状に加え、表面デザインのモチーフにトラバーチン柄を採用。不定形のデザインとすることで、目立たない形状を実現。緩衝材による跡残りが生じた場合でも、コンクリート表面の模様となじむので跡残りが気にならない。

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