福島RDMセンター上棟祭、デジタルクローン建築進む 會澤高圧

 

會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市、社長=會澤祥弘氏)は10月26日、福島県浪江町に建設中の研究開発型生産拠点「福島RDMセンター」の上棟祭を執り行った。上棟祭には浪江町の吉田栄光町長をはじめ、福島県やゼネコン、ハウスメーカー、風力発電関係者、同社が提唱する脱炭素加速化プログラム「aNET ZEROイニシアティブ」の協定締結メンバーなど120名が出席した。

福島RDMセンターは同社が次世代中核施設と位置付け、来年4月の操業に向けて浪江町南産業団地内に建設中の研究(Research)・開発(Development)・生産(Manufacturing)の3機能が一体となった生産拠点。福島第一原発事故からの復興を目指す浜通り地区を舞台に、先端テクノロジーの社会実装を進めると共に、より高度なコンクリートマテリアル事業と持続可能社会の実現に資する産業を地域とともに創出することを目指す。当日は、エンジン搭載の大型ドローン「AZ-500」のデモフライトやコンクリート3Dプリンターの実演なども行われた。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。