増収営業増益4社、原材料高騰の影響続く 23年3月期決算 

上場コンクリート製品メーカー12社の2023年3月期連結決算が出揃った(旭コンクリート工業、イトーヨーギョーは単体)。増収営業増益となったのは、イトーヨーギョー、アジアパイルHD、三谷セキサン、ヤマックスの4社で前期から2社増えた。一方で、前期と同数の8社が営業減益となり、依然として原材料の高騰が経営の圧迫要因となっている。増収となったのは旭コンクリート工業、イトーヨーギョー、アジアパイルHD、ベルテクスコーポレーション、日本コンクリート工業、日本ヒューム、三谷セキサン、ヤマックスの8社(前期3社)。営業増益はイトーヨーギョー、アジアパイルHD、三谷セキサン、ヤマックスの4社(前期4社)。当期純利益はスパンクリートコーポレーションと日本コンクリート工業を除く10社が確保。増益は旭コンクリート工業、アジアパイルHD,三谷セキサン、ヤマックスの4社だった(前期は5社)。

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