ドローンAIが避難支援 福島・浪江町で運用開始 會澤高圧
會澤高圧コンクリート」(本社・北海道苫小牧市)は11日、福島県浪江町と連携して開発を進めていた豪雨・津波防災支援システム「ザ・ガーディアン」の運用を同町内で開始した。QRコードを読み取るとアプリが簡単にダウンロードできるカードを用意して住民に配布を開始した。ザ・ガーディアンは同社が2021年度から3年間にわたり実証を進めてきたシステムで、スマートフォンの専用アプリを通じて豪雨による浸水予測エリア情報を事前に提供して住民の早期避難につなげると共に、災害発生時には大型エンジンドーンが浸水状況などの映像をリアルタイムで連続配信。またマップ上に大きな矢印で避難すべき方向を表示して、住民を安全な場所へ誘導し続ける。 同日福島RDMセンターで開催されたテックイベント「結2024」では、運用を開始した浪江モデル「Episode1」の全体像像を公開し、ガーディアンアプリを使った新しい防災の形を提案した。
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