セメント最大60%置換、低炭素材料ロカコン開発 高見澤 

 高見澤(本社、長野市緑町、社長=高見澤秀茂氏)は、低炭素型コンクリート「ロカコン(Locacon、ロー・カーボン・コンクリート)」を開発した。コンクリート中に使用するセメントを、製鉄所の副産物高炉スラグ微粉末に置き換え、セメント使用量を減らすことでCO2排出量の大幅な削減を実現した。ロカコンのセメント置換率は最大60%で、国土交通省が低炭素型コンクリートの試行工事で用いている55%を上回る。 CO2の削減率は従来品と比べ58%減となり、高い品質とセメント由来のCO2削減を両立することができる。

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