左官補修用のジオポリマーモルタル 鉄道総研
鉄道総合技術研究所は12月7日、ジオポリマーを使用した左官補修用モルタルをカドヤ工業(神奈川県)及びタカボシ(東京都)と共同開発したと発表した。独自の配合比率により粘性を抑えたジオポリマーモルタルに仕上げており、普通セメントモルタルと同様に使用でき加温養生も不要。5~30度の常温養生でもひび割れが生じない。普通セメントと比較して、ジオポリマー製造過程のCO2排出量を70%程度削減できる他、ジオポリマーの原材料にはフライアッシュや高炉スラグなどの産業副産物をリサイクル利用しているので環境負荷低減にも寄与する。
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