大型ボックス標準化を検討 新年度業界3団体と協議 国交省
国土交通省は2月26日、第14回コンクリート生産性向上検討協議会(会長=前川宏一横浜国立大学教授)を開催した。プレキャスト(PCa)製品の導入促進では、大型ボックスカルバートが現場設計ごとに10㎝単位で寸法が異なり、型枠の製作・修繕費が規格品に比べ割高で、コストアップ要因になっているとして、内空断面積が15.0~40.0㎡の大型ボックスカルバートについて、規格を標準化して設計コストの低減を図る考えを示した。規格の標準化に向けて、25年度は全国コンクリート製品協会・全国土木コンクリートブロック協会・道路プレキャストコンクリート製品技術協会(RPCA)の協会3団体をはじめ、地方整備局や日建連、建コン協との意見交換を踏まえ検討を進めていく。その他にもコスト削減の検討を進め、大型構造物へのPCa活用促進を図る考え。
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