蓄電コンクリート工業会、9月設立へ準備会を開催 全国45社 

 會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市、社長=會澤祥弘氏)が、マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同で研究開発を進める「蓄電コンクリート」について、今年9月に工業会を設立することになり3月3日、都内で初回となる設立準備会を開催した。設立準備会には全国の主要コンクリートメーカーなど45社、約100名が出席。今年9月の正式な工業会設立に向けて、設立準備会の活動が本格的にスタートした。第一回設立準備会では、工業会の設立趣意書(案)や、工業会へ正式移行するための準備会会則などを確認。さらに令和7年度の事業計画案、収支予算案などを審議し承認した。役員人事では会長に會澤祥弘氏が就任した。 この他、MITとの共同研究の進捗報告や、札幌市の雪まつり会場で行った自己発熱パネルの実証試験の成果などについても報告。技術的な進展と今後の市場性について意見を交換した。

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