バジリスク×Necoコン 養豚場受水槽2基を納入 日本興業

日本興業(本社、香川県さぬき市、社長=山口芳美氏)は、養豚の木野内ファーム・西郷農場(福島県西郷村)に、低炭素型コンクリート「Necoコンクリート」と自己治癒コンクリート「バジリスク」を用いたプレキャスト受水槽を納入した。当社がバジリスク配合製品を納入するのは今回が初めて。Necoコンクリートによるセメント使用量の削減と、自己治癒製品による長寿命化により、通常のコンクリートに比べ16.22トン(57.6%)のCO2削減を実現した。納入した受水槽は2基で、サイズは幅3000×高さ2100×長さ6550㎜、製品総重量は80トン。同社茨城工場(茨城県笠間市)で製造した。受水槽は豚の飲料用で、自然環境の厳しい東北地方の地上に設置するため、ひび割れによる漏水リスクが懸念されていた。このため同社は、地震や寒暖差などによるひび割れを抑制するため、受水槽を高品質なプレキャストコンクリート製品とし、低炭素型コンクリート「N℮cоコンクリート」の使用と、万が一ひび割れが発生した場合に備えて自己治癒機能を備えた「バジリスク」を配合することを提案して採用となった。

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