ILブロック200万㎡割れ、万博需要も41年ぶり低水準 24年度実績
インターロッキングブロック舗装技術協会(JIPEA、会長=三浦真紀氏)が発表した2024年度のインターロッキングブロック(ILブロック)施工実績(会員社実績)は191万8287㎡(前年度比13.0%減)だった。実績が前年度を下回るのは3年ぶり。ILブロックの施工が右肩上がりを続けていた1983年の178万㎡以来、41年ぶりに200万㎡の大台を割り込んだ。全国9地区のうち、実績が前年度を上回ったのは近畿のみ。関西・大阪万博の会場整備で施工が大幅に増えた大阪府が牽引した。関東は東京や埼玉、千葉が軒並み2桁減となり前年度から20万㎡近く減った。
週刊ブロック通信の購読申し込み
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。