建設業の将来像描く 長期ビジョン2.0を公表 日建連  

日本建設業連合会は、建設業全体を俯瞰した中長期的な指針として「建設業の長期ビジョン2.0─スマートなけんせつのチカラで未来を切り拓く─」を取りまとめた。ビジョンは2050年の社会構造と建設業の役割を展望する「第Ⅰ部」、35年までの担い手・市場の見通しと具体策を示す「第Ⅱ部」、そして業界として常に取り組むべき事項を列挙した「第Ⅲ部」で構成されている。ビジョン策定の背景には、技能労働者の減少に歯止めがかからず、処遇改善も未だ道半ばにあるという認識がある。日建連は、50年までに生産年齢人口が約3割減少し、他産業との人材獲得競争が激化。建設業の供給力不足がより深刻化すると想定。こうした構造的な課題に対し、中長期的な視座から将来の建設業のあり方を示すものとなっている。

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