蓄電コン開発支援、GX支援事業で2億円拠出 東京都
會澤高圧コンクリート(本社、北海道苫小牧市、社長=會澤祥弘氏)は20日、同社が米マサチューセッツ工科大学(MIT)と進める「蓄電コンクリート」の共同研究が、東京都の「GX関連産業創出へ向けた早期社会実装化支援事業」に採択されたと発表した。 採択となったのは、「コンクリートを蓄電池に変える『蓄電コンクリート』を活用した分散型充放電インフラの開発と実証」事業。建築材料として最も広く用いられるコンクリートに導電性を付与し、蓄電機能を持たせることで、建築物や都市インフラそのものをエネルギー貯蔵装置へと進化させる新たな社会基盤の創出を目指す。都は今後2年間で同社に総額2億円を支援する。
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