北大とDACコート開発 コンクリ塗布でCO2吸収 清水建設

清水建設(本社、東京都中央区京橋、社長=井上和幸氏)は5月30日、既設のコンクリート構造物の表面に塗布すると大気中のCO2吸収を促進することができる含浸剤「DACコート(Direct Air Capture)」を北海道大学と共同開発したと発表した。コンクリート内の鉄筋腐食を抑え、建物の耐久性向上を図る効果も期待できる。現在進められているコンクリート関連の脱炭素技術は、セメントの使用量削減や原材料へのCO2固定化など生産段階の対策が中心で、対象物も新築構造物に限られる。一方、国内のコンクリート構造物のストック量は推計約300億トンに及ぶとされ、その露出部全体にDACコートを塗布すると3億トン以上のCO2を吸収固定することができるという。

週刊ブロック通信の購読申し込み

CTA購読申し込み画像
「コンクリート製品業界に関連するするニュースをいち早く・幅広く」お手元に届けることを心がけ、「週刊ブロック通信を読めば、この一週間の業界の動きが全て分かる」紙面づくりを目指しています。