超高強度RCセグメント 技術審査証明を取得 西松建設など
西松建設(本社、東京都港区虎ノ門、社長=細川雅一氏)と戸田建設(本社、東京都中央区八丁堀、社長=大谷清介氏)、日本コンクリート工業(本社、東京都港区芝浦、社長=塚本博氏)の3社で共同開発した「超高強度RCセグメント」が、先端建設技術センターの技術審査証明を取得した。従来型のRCセグメントでは適用困難とされてきた構造条件への対応を目指し、都市部における大深度地下トンネル工事への適用を視野に入れて開発した技術。設計基準強度80~120N/mm²のコンクリートを使用し、耐火性を高めるポリプロピレン繊維(pp1)とはく落防止用のポリプロピレン繊維(pp2)を混入。さらに、シリカフュームの配合により小さな水セメント比でも十分な流動性を確保し、早期脱型にも対応できるように設計されており、従来のRCセグメントと同様の製造方法により、超高強度コンクリートの導入が可能になった。
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