CO2排出量を割削減~イータフコンを開発 電中研など
電力中央研究所(本部、東京都千代田区)は7日、中川ヒューム管(茨城県)及び石炭フロンティア機構(東京都港区)と共同で、CO2排出量を約70%削減できる次世代コンクリート「EeTAFCON(イータフコン)」を開発したと発表した。セメントを使用せず、フライアッシュや高炉スラグ微粉末など石炭火力発電所や製鉄所で発生する産業副産物をアルカリ水溶液と練り混ぜ、蒸気養生により製造するコンクリートで、同研究所の山本武志上席研究員らの研究グループの成果。60N/㎟以上の高強度と酸劣化環境での高耐久性を実現する。
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