生コンJIS改正、環境負荷低減を促進 経済産業省 

経済産業省は3月21日、レディーミクストコンクリートに関するJIS(JIS A 5308)を5年ぶりに改正したと発表した。発注者や建設業界、認証機関など多様な利害関係者のニーズを踏まえ、生コン製造における環境負荷低減を目指す観点から、新たに生コン製造で使用可能な材料として鉄鋼や石炭などの他産業で発生した産業副産物を追加。製造・計量方法の緩和や製造・試験・検査方法等の合理化を行った。主な改正点は、▽リサイクル材の活用及び低環境負荷材料の製造・計量方法の緩和▽検査方法の合理化▽電子化による情報提供の合理化・効率化▽材料の受け入れ検査方法の簡素化▽戻りコンクリートを使用しない手順の明確化―の5項目。

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