24年土砂災害1433件、半数が石川県で発生 国交省   

国土交通省は1月27日、2024年に全国で発生した土砂災害発生件数を公表した。全国45の都道府県で1433件の土砂災害が発生し、統計開始(1982年)以来の年間平均発生件数1108件を上回った。56名が命を落とし、人家705戸が被害を受ける深刻な被害となった。特に元日の能登半島地震と、9月の豪雨で二重被災した石川県では、全国の土砂災害発生件数の約49%にあたる701件を記録。歴史的な被害規模となった。土砂災害の発生件数は、統計開始以来の平均発生件数の1.3倍となる一方、過去10年間の平均発生件数1499件とほぼ同水準となっており、気候変動や異常気象に伴う自然災害が多発傾向にある。

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